【瓦のこんな症状は要注意 瓦弾け】

2026/3/14 02:50

お客様から『瓦のかけらが地面に落ち、瓦表面が変なんですが』と、問い合わせがありました。

現地調査させて頂くと、業者の専門用語で瓦の弾けが確認できました。

瓦の「はじけ」について、屋根工事・点検の現場目線で分かりやすくご説明します。瓦の「はじけ」とは,瓦の表面や内部が部分的に割れたり、欠けたり、破裂したようになる現象を指します。主に和瓦(陶器瓦・いぶし瓦)で見られます。

主な原因

瓦内部の水分による凍害

瓦の内部にわずかに含まれていた水分が冬季に凍結 → 膨張 → 解凍を繰り返すことで、表面が押し出され「パチッ」とはじけるように割れます。

※特に日陰になりやすい北面、雪が残りやすい屋根、寒冷地・寒暖差の大きい地域で起こりやすいです。

② 瓦の製造時の不具合

焼成不足、瓦内部に空隙(すき間)が多い、不純物の混入、これらがあると、水を吸いやすく、凍害に弱い瓦となり、はじけが発生しやすくなります。

③ 経年劣化

長年の風雨・紫外線により、瓦表面の緻密さが失われ、吸水率が上昇→ はじけが起こりやすくなります。

*はじけが起きるとどうなる?

見た目が悪くなる。割れ部分から水が染み込みやすくなる。放置すると雨漏りの原因になることも。周囲の瓦にも影響が広がる可能性あります。

※小さなはじけでも、屋根全体では要注意です。瓦表面が弾けてなくても、裏面が弾けてる事例もあります。

*対処方法

【軽微な場合】

部分的な瓦差し替え・定期点検で経過観察

【広範囲に発生している場合】

同時期・同ロット瓦の今後の連鎖的なはじけに注意・葺き替え・カバー工法の検討

*予防策

定期的な屋根点検(特に冬明け)・早期の瓦交換で被害拡大を防ぐ。

葺き替え時は凍害に強い瓦(瓦業者に聞かれるのが1番です)を選定する等が考えられます。

*まとめ

ご自宅の地面に、瓦のかけら等が落ちているのを見つけましたら瓦工事業者に一度ご連絡・相談されることをお薦めします。

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