広島市のコロニアル屋根——劣化サイン・塗装かカバー工法か・費用比較を解説

2026/4/22 11:40

「築15〜20年が経って、屋根のコロニアル材が気になり始めた」——広島市・廿日市市でも、こうした問い合わせが増えています。コロニアル(スレート)屋根は1990〜2010年代の住宅に広く使われた屋根材で、現在も多くの住宅で現役です。

広島市は盆地の地形から夏の高温が厳しく、近年は集中豪雨も増えています。こうした環境はコロニアル屋根の塗膜劣化を促進させる要因になります。

愛谷瓦工業は115年以上の実績を持つ広島市・廿日市市の屋根専門業者です。この記事では、コロニアル屋根の特徴・劣化サインの見方・補修方法の選び方と費用についてフラットにお伝えします。

コロニアル屋根とは——広島市での普及とスレートとの関係

スレート屋根を近くで見た様子

コロニアルとはケイミュー(旧クボタ松下電工)の化粧スレート屋根材の商品名です。セメントと繊維素材を混合した薄い板状の屋根材で、「スレート」「カラーベスト」「フラットベスト」も同種の製品です。1980〜2010年代に建てられた住宅で非常に多く使われた屋根材で、広島市内でも多くの住宅屋根に採用されています。製品仕様や資料はメーカー公式ページも参考にしてください(参考: ケイミュー|コロニアルクァッド )。

コロニアルの特徴は軽量・施工しやすさ・初期費用の安さです。1㎡あたりの重量が瓦の約1/2以下で、建物への荷重が少なく耐震面でも評価されています。一方で、定期的な塗り替えが必要なメンテナンス型の屋根材という点を把握しておく必要があります。表面の塗膜が劣化すると吸水量が増えて劣化が加速するため、適切なタイミングでの補修が必要です。

【広島市】スレート屋根の修理・点検ガイド!劣化症状から業者選びまでの記事も参考にしてください。

広島市のコロニアル屋根が傷みやすい理由

広島市は三方を山に囲まれた盆地地形で、夏の気温が非常に高くなります。コロニアル屋根への直射日光と熱が塗膜の劣化を早める要因のひとつです。また夏の高温後に急な降雨があると、屋根材が急冷されて微細なひびが入るリスクが高まります。

近年は広島市・廿日市市周辺でも集中豪雨の頻度が増しています。短時間の大量降雨は屋根材の継ぎ目・ひびから雨水が浸入しやすく、下地(野地板・ルーフィング)への影響が出やすい環境です。秋の台風シーズンも、コロニアル屋根の浮き・剥がれのリスクを高めます。

コロニアル屋根の劣化サイン

以下のサインが出ていたら、補修のタイミングです。

チョーキング(塗膜の粉化)

屋根材を手で触れると白い粉がつく状態です。塗膜が紫外線・熱・雨水によって劣化しているサインで、この段階が塗り替えの最も適したタイミングです。

苔・藻の繁殖

塗膜が劣化して吸水量が増えると、苔や藻が繁殖します。広島市の夏は湿度も高く、苔の繁殖速度が速い傾向があります。苔が水分を保持するとさらに吸水量が増え、ひびや反りにつながります。

ひびや欠け

屋根材にひびが入っているや部分的に欠けている場合は、そこから雨水が下地に浸入します。放置すると野地板の腐食→雨漏りに発展します。

反り・浮き

コロニアル材の端が反り上がっている状態は、吸水・乾燥の繰り返しによる変形や、留め具の劣化が原因です。

補修方法ー塗装・カバー工法・葺き替えの比較

瓦屋根を葺き替えしている様子

コロニアル屋根への補修方法は劣化の段階に応じて3つあります。愛谷瓦工業はどの工法も対応しており、現地確認の上で最適な方法をご提案します。

塗り替え(築10〜15年が目安)

チョーキングや軽度の苔が出た段階の補修方法です。高圧洗浄→下地処理→塗装という手順で進みます。コロニアル塗装では縁切り(タスペーサー)処理が必要で、屋根材の重なり部分が塗料で塞がれると雨水排出が妨げられます。費用を抑えられますが、塗り替え後も7〜10年で再塗装が必要になります。縁切りの考え方はメーカーの解説を参考にしてください(参考: セイム|タスペーサー製品紹介 )。

費用目安:50〜80万円(30坪・足場代込み)

カバー工法(重ね葺き、築20年前後から)

既存コロニアルの上から新しい屋根材(ガルバリウム鋼板等)を重ねる工法です。既存材の撤去費用がかかりません。コロニアルの劣化が進んでいても下地がまだ健全であれば有効な選択肢です。広島市でガルバリウム鋼板屋根を選ぶ理由|メリット・費用・業者選びまで徹底解説!も参考にしてください。カバー工法の基本は業界団体の解説も併読するのもおすすめです(参考: 日本金属屋根協会|カバー工法 )。

費用目安:80〜130万円(30坪・足場代込み)

葺き替え(下地が傷んでいる場合)

コロニアルを全面撤去して下地から改修する工法です。雨漏りが発生している、野地板の腐食が進んでいる場合に必要な根本的対処です。費用は最も大きくなりますが、屋根の状態を一新できます。葺き替えについては、広島市で屋根の葺き替えを検討する方へ!失敗しない業者選びと費用相場も参考にしてください。

費用目安:100〜160万円(30坪・足場代込み)

どの方法を選ぶかの判断基準

塗り替え・カバー工法・葺き替えのいずれが適切かは、現地確認の上でないと正確に判断できません。以下を簡単な目安としてください。

  • チョーキング・苔が出ているが穴やひびはない → 塗り替えが有力

  • 全体的にひびが多いが野地板はまだ健全 → カバー工法が有力

  • 雨漏りしている・天井にシミがある → 葺き替え(野地板の確認が必要)

まとめ

広島市のコロニアル(スレート)屋根の劣化サインと補修方法についてお伝えしました。

  • コロニアルは塗膜劣化→苔→ひびという段階で傷む。広島市の盆地高温・集中豪雨で劣化が進みやすい

  • チョーキング・苔が出たら塗り替えの目安(築10〜15年)。ひびや雨漏りはカバー工法または葺き替えへ

  • 費用目安:塗り替え50〜80万円、カバー工法80〜130万円、葺き替え100〜160万円(30坪・足場込み)

愛谷瓦工業は広島市・廿日市市で115年以上の実績を持つ屋根専門業者です。コロニアル・スレートの補修相談も承っています。「屋根の状態を確認してほしい」という段階からお気軽にご相談ください

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営業時間:平日8時〜17時(12時〜13時休憩)
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