広島市のアスファルトルーフィング——防水シートの役割・種類・集中豪雨への備えを解説

2026/4/30 11:56

屋根のリフォームや修繕の見積もりをとったとき、「ルーフィング(防水シート)も交換します」という説明を受けた方はいませんか。ルーフィングは屋根材(瓦・スレート・ガルバリウム)の下に敷かれる防水シートで、実は「屋根の第二の防水ライン」として非常に重要な部材です。

広島市は近年、集中豪雨の頻度が高まっています。2018年の西日本豪雨では広島市を含む広い範囲で甚大な被害が出ました。屋根材が正常でも、その下のルーフィングが劣化していれば雨水が建物内部に侵入します。ルーフィングの役割を知ることは、適切な屋根メンテナンスの第一歩です。

愛谷瓦工業は広島市・廿日市市で115年以上の実績を持つ屋根専門業者です。この記事では、アスファルトルーフィングの役割・種類・広島市での重要性・交換タイミングについてお伝えします。

アスファルトルーフィングとは

ルーフィングを設置している様子

ルーフィングとは屋根材(一次防水)の下に敷く二次防水材のことです。屋根材の隙間や傷から万一雨水が浸入した場合に、野地板(下地木材)への侵入を防ぐ役割を果たします。

現在最も普及しているのが「アスファルトルーフィング」です。アスファルトを繊維基材に浸透・コーティングした防水シートで、防水性・耐久性のバランスから住宅の標準仕様として広く採用されています。屋根葺き替えやカバー工法の際には必ず敷設します。

アスファルトルーフィングの種類

代表的な2種類の特徴を整理します。

アスファルトルーフィング940(標準品)

「940」という数字は1㎡あたりの重量(約940g)を指します。住宅の屋根工事で最も一般的に使われる標準品です。コストが低いため新築・リフォームともに広く採用されています。一般的な使用環境では15〜20年程度の耐用年数とされています。

改質アスファルトルーフィング(高耐久品)

940に比べて耐久性・耐候性・柔軟性が向上した製品です。「自着層」と呼ばれる粘着シートタイプもあり、釘を使わず密着させることで釘穴からの雨水侵入リスクをゼロにできます。防水性が高く、広島市のような集中豪雨が多い地域や軒の出が少ない住宅に適しています。耐用年数は20〜30年以上とされる製品も多く、葺き替え時にアップグレードを検討する価値があります。

広島市の集中豪雨とルーフィングの役割

広島市では盆地地形に湿った空気が流れ込むことで、夏季に集中豪雨が発生しやすい環境があります。近年は降雨の強度が増す傾向があり、屋根への雨水負荷が以前より大きくなっています。

短時間の強い雨では、スレートや瓦の隙間・継ぎ目から雨水が浸入しやすくなります。この浸入水をブロックするのがルーフィングの役割です。屋根材が正常でも、下のルーフィングが劣化・破れていれば野地板・構造材への水害が生じます。

2018年の西日本豪雨の後、広島市内では「屋根材に異常はなかったが天井にシミが出た」という案件が愛谷瓦工業にも多く寄せられました。屋根材だけでなくルーフィングの状態を確認することが、雨漏りリスクの把握につながります。【広島市】スレート屋根の修理・点検ガイド!劣化症状から業者選びまでも参考にしてください。

ルーフィングの劣化サインと交換タイミング

屋根の葺き替えをしている様子

ルーフィングは屋根材の下にあるため、地上からの目視確認ができません。以下の間接的なサインが出ていたら、専門業者による点検を依頼してください。業者選びに迷う場合は国交省の登録制度も参考にしてください(参考: 国交省|住宅リフォーム事業者団体登録制度 )。また、契約トラブルや不安があるときは「188」で最寄りの相談窓口につながります(参考: 消費者庁|消費者ホットライン188 )。

天井や壁にシミ・染みが出ている

ルーフィングが劣化・破れて雨水が野地板を通過すると、天井・壁に水シミとして現れます。屋根材に損傷がなくてもルーフィングの問題である場合があります。

築20年以上で屋根工事の記録がない

アスファルトルーフィング940の耐用年数は15〜20年程度です。新築からの一度も葺き替え・カバー工法をしていない場合は、ルーフィングの劣化を確認しておくことをお勧めします。

屋根材のひびや剥がれが見られる

屋根材に損傷がある場合、その下のルーフィングにも影響が出ている可能性があります。屋根材の補修とあわせてルーフィングの状態確認を依頼してください。

葺き替え時のルーフィング選び

屋根の葺き替えやカバー工法を行う際、ルーフィングの選択は長期的な防水性能を決める重要な判断です。コストを抑えたい場合は標準品(940)、集中豪雨・台風が多い広島市の環境で長期的な安心感を優先する場合は改質アスファルトルーフィングへのアップグレードを検討してください。 広島市で屋根の葺き替えを検討する方へ!失敗しない業者選びと費用相場も参考にしてください。

ルーフィングの種類による費用差は1㎡あたり数百円程度の場合が多く、屋根全体の工事費に占める割合はそれほど大きくありません。30坪の住宅の葺き替えで1〜3万円程度の差が生じることが多く、長期的なメンテナンスコストを考えると改質品へのアップグレードは費用対効果が高い選択です。

まとめ

広島市のアスファルトルーフィング(防水シート)の役割と種類についてお伝えしました。

  • ルーフィングは屋根材の下に敷く二次防水材。屋根材に問題がなくてもルーフィングが劣化すると雨漏りが起きる

  • 940(標準品)と改質アスファルト(高耐久品)の違い。集中豪雨が多い広島市では改質品の検討が有効

  • 天井シミ・築20年超・屋根材の損傷がルーフィング確認のサイン

  • 葺き替え・カバー工法時に改質アスファルトへのアップグレードは費用対効果が高い

愛谷瓦工業は広島市・廿日市市で115年以上の実績を持つ屋根専門業者です。「屋根材の下の状態まで確認してほしい」という段階からお気軽にご相談ください

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